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事業創出の精度と速度を上げる、生成AI活用の可能性

  • 赤坂Bizタワー23F (map)

事業創出の精度と速度を上げる、生成AI活用の可能性 by quantum academy

スタートアップ・スタジオのquantumが立ち上げた、起業家のみならず、新規事業担当者やイノベーション推進に取り組む方々、社内起業を目指す方、あるいはCVCの方に向けた対話型のテーマ別研究会<quantum academy>。


今回取り上げるテーマは、「事業創出の精度と速度を上げる、生成AI活用の可能性」

quantumはこれまで数多くの新規事業開発に携わってきましたが、その中でファウンダーや新規事業担当部署が事業開発において抱えがちな様々な共通の悩みがあることがわかってきました。その一つが、事業アイデアはあっても、それらを多方面から整理すること、誰にでも伝わるように言語化すること、個人的な感情やバイアスを排除して客観性を担保することが難しい、もしくはそれらの作業に多くの時間を要してしまうということです。

少人数で数多くのタスクをこなし、なおかつスピードを求められる起業家にとって、アイデアの整理や言語化、客観視をもっと効率的にできるようになれば事業開発のストレスが大きく軽減されるはず、という思いから、quantumはインキュベーションテクノロジーの開発に力を入れるべく取り組む社内R&Dの一貫として、生成AIを活用したファウンダーを芯で支える、「独自の新規事業伴走ツール」の開発を進めてきました。

そこで今回は、そのツール開発を担うquantumメンバーと、米国シリコンバレーでのテック系のスタートアップ事業の経営に携わり、AIのビジネス活用を中心に活躍される、Truffle Technologies株式会社 代表取締役の高橋雄介さんをお招きし、新規事業の立ち上げ期にありがちな課題などにも触れながら、ビジネス業務におけるAIの活用と可能性について議論します。

< 登壇者について >


高橋 雄介 様
Truffle Technologies株式会社 代表取締役

1980年生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業、同大学大学院政策・メディア研究科修士課程修了。2008年同大学院後期博士課程単位取得退学。博士(政策・メディア)。 2013年米国カリフォルニア州マウンテンビューにてAppSocially Inc.を創業、CEOに就任。サンフランシスコ、東京、ハノイのメンバーとともにChatCenter Aiを開発し、企業とそのお客様のコンバージョンに関連した会話の効率化と自動化を支援した。2020年4月東京都渋谷区にてTruffle Technologies株式会社を創業し、代表取締役に就任し現在に至る。専門は、データベース、知識ベース、マルチメディアデータベースとその応用、カスタマーデベロップメント、グロースハック、プロダクト・デザイン。 

浪花 祐貴
quantum Product Manager

大学院の理工学研究科において、ニューラルネットワークの研究を通じてAIについても学んだ後、大手金融系SIerにおいて、銀行・保険事業における基幹システムを中心とした設計・開発、及びプロジェクトマネジメントを担当。 その後、リテールテックベンチャーのプロダクトマネージャーとして、主に小売業界のデータを活用した新規プロダクトの開発を担当した後、quantumにジョイン。
社内 R&D チームを率いり、今回紹介するツールの開発においてはマネージャーを務め、プロダクトのビジョン、ロードマップ、要求仕様策定なども牽引してプロジェクトを推進中。

竹腰 美夏
quantum Design Engineer

コンピューテーショナルデザイン、クリエイティブコーディングを得意分野として、複雑なパターンやアルゴリズムに基づいた3Dデータや映像の制作、webアプリ開発などを手掛ける。quantumではAIと人の共同制作の可能性を考える、AIデザインプロジェクト「mitate」をはじめとし、デザイナーとエンジニアの視点を併せ持って事業開発に貢献している。
今回紹介するツールの開発プロジェクトでは、AIを用いた新規機能の追加やユーザビリティの向上などにおけるデザイン検討から実装までを担当する。

宮下 巧大 
quantum Venture Architect

東京藝術大学大学院美術研究科建築専攻修士課程修了。設計事務所にて建築やインテリアのデザインを経験した後、マーケティングプロダクトを提供するIT SaaS企業に就職。データとデザインの力を掛け合わせた事業開発に従事。2023年よりquantumにジョインしクリエイティブ起点の事業開発やブランド設計に取り組む。事業開発やデザインとAIについての研究を行っており、AI×建築などをテーマにメディアでの試筆やイベントへの登壇などの依頼も多数受けている。

-------イベント概要--------

2024年5月9日(木)19:00〜21:00 (18:30より開場・受付開始)
※20:30〜21:00は、軽食ありの交流会を予定しています。自由参加ですが、ぜひ最後までご参加ください。
会場場所:株式会社quantumオフィス 港区赤坂5丁目3-1 Bizタワー 23F

タイムライン
Opening 「プログラム・登壇者紹介&quantum×AI文脈説明」(5分)
Session① 「スタートアップビジネスとAI活用事例と可能性について」(50分)
Session② 「業種・テーマ別AI活用事例と実践」(30分)
Q&A 10分
懇親会 ~50分

■ quantum academyとは
スタートアップ・スタジオのquantumが立ち上げた、起業家のみならず、新規事業担当者やイノベーション推進に取り組む方々、社内起業を目指す方、あるいはCVCの方に向けた対話型のテーマ別研究会です。
アカデミア×実践知の融合を目指し、起業や新規事業の実践知だけでなく、骨太な理論を含めた学びと出会いの場を、リアルとオンラインで提供していきます。

毎回のイベントで実践知の共有や議論をかさねていくことはもちろん、参加者同士の横の結びつきを促し、特に横のつながりが薄くノウハウの共有が進まない新規事業担当者、社内起業家の新しいコミュニティをquantum academyを通して形成していくことを目指しています。

■ quantumについて

quantumはクリエイティブ×テクノロジー×ビジネスを融合した新規事業開発によって、新しいプロダクト、サービス、ベンチャーを連続的に創り出すスタートアップ・スタジオです。2016年の創業以来、ベンチャービルダーとして自社事業を立ち上げるとともに、75社を超える企業やスタートアップ、大学等の研究機関と取組み、多様な新規事業を生み出してきました。

世界各国のスタートアップ・スタジオとベストプラクティスを共有することで、これからもquantumは起業家精神を大切にするカルチャーの中、ハードウェアやソフトウェアを問わない実装力とハンズオン投資&支援力を駆使して、あらゆる形でスタートアップの創出に挑戦していきます。

quantumビジネスサイト:https://www.ask.quantum.ne.jp/
quantumブランド&ショーケースサイト:https://quantum.ne.jp/

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March 25

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